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執筆者の写真Masaru Ito

大学スポーツ局の活動を評価する

2019年に創設された大学スポーツ協会は、大学スポーツを統括する組織(通称スポーツ局)の設置を大学に推奨しています。スポーツ庁でも、統括組織と専門人材、スポーツアドミニストレーターの配置を進めてい。スポーツ局とは、学内外組織との連携を図り、スポーツ振興の基礎的環境を整備し推進する組織と定義されています(※)。一方で、スポーツ局の活動は何をもって成功したというのか。競技成績や収入が増えることだけが評価指標なのか。大学スポーツに限らず、スポーツ活動の評価については色々な視点があると思います。



例えば、NCAA Division I大学、Fordham大学のではスポーツ局(Department of Athletics)の戦略プラン開発とスポーツ局の資源が大学のミッションとゴールにそったものであるかの評価を行うために外部コンサルティング会社を入れています。評価には下記評価項目とSWOT 分析(strengths, weaknesses, opportunities, and threats)を用いてスポーツ局全体の評価をおこなっています。大学ミッションとゴールに照らし合わせた運動部活動の成功(athletic success)や、一般学生への影響を評価に入れている視点は面白いと思いました。


評価項目(抜粋)

  • 運動部参加比率

  • 運動部収支

  • チーム露出(所属リーグ内露出、OB向け露出、入学者マーケットへの露出)

  • 運動施設評価

  • 一般学生への影響

  • 運動部学生経験値への影響

  • 運動部活動評価

  • ベンチマーク大学との比較



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