NCAA(National Collegiate Athletic Association)がDIVISON I及びIIに所属する学生選手の学位取得に関するデータを公表しました。
このデータは、学生選手と一般の学生の比較や、性別、人種、スポーツ種目別などで見ることが出来ます。NCAAでは成績基準を取り入れ成績が良くない学生選手がいる場合は、その学生選手の運動部活動に制限を掛けていますが、成績基準導入後と専攻選択への影響はみられず、学生アスリートに授与される学位は、一般の学生と同様の傾向がみられるとのことです。
専攻の選択について
STEM専攻
Division IIでは、女子学生選手は一般の女子学生よりも、科学(Science)、テクノロジー(Technology)、工学(Engineering)、または数学(Math)の学位(頭文字を取ってSTEM)を取得する傾向が高くなっています。
Division Iでは、STEMの学位を取得しようとしている女子学生選手の割合(18%)は、一般女子学生の(19%)とほぼ同じでした。
ビジネス専攻
大学の学生選手は、一般学生よりもビジネスを専攻する傾向がみられました。どちらのDivisionでも、学生選手は一般の学生よりも高い割合でビジネスの学位を取得しています。
継続的な運動分野専攻の傾向
2018年の学位取得に関する調査結果と一致して、学生選手は、運動またはフィットネスに関連する学位を取得する数が一般学生と比べ倍という結果になりました。
NCAA Division I Diploma Dashboard
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